出場団体
- 第9回 – 2024年
- 第8回 – 2023年
- 第7回 – 2022年
- 第6回 – 2021年
- 第5回-2020年
- 第4回 – 2019年
- 第3回 – 2018年
- 第2回 – 2017年
- 第1回 – 2016年
- 第0回 – 2015年
劇団イン・ノート
プロフィール
2019 年春に明大文学部 2 年(当時)芝原れいちと横山大朗によって結成される。 それぞれが執筆を行い、アートスタジオ(明治大学猿楽町第 2 校舎1F)にてオリジナル作品を上演する。2020 年 2 月の第 3 回公演以降、中川大喜が加入。 役者の生の身体や台詞によって劇を立ち上げ、観客を巻き込んで盛り上がるエンターテイメント性の高い作品を目指す。
2019 年 5 月に芝原れいち作・演出による「プラチナ・ムーン・パーティー」で旗揚げ。豪華客船で巻き起こるシチュエーションコメディを抽象舞台、身体表現などの演出方法を交えて上演。
2019 年 12 月は第2回公演となる「賢者会議」(作・演出 横山大朗)を上演。アダルトサイトの架空請求に悩む男子高校生たちの会話劇を軸にギミックやネタ性、ストーリー展開で魅せる作品となった。
第 3 回公演は 2020 年 2 月「願はくは、花の下にて」(作・演出 芝原れいち)で野田作品を モチーフに、複数の時代が交錯して物語が進む複雑なプロットや役者の熱量を最大限に表現する演出を実現。延べ325名を動員した。
中川大喜(明治大学 2 年)は第 3 回公演にキャストとして参加。以降、活動を共にする。
第4回公演では劇団初の外小屋、下北沢のOFF・OFFシアターにて第1回公演の再演となる「プラチナムーン・パーティー」をほぼ役者を入れ替えて上演。コロナ禍での配信公演も行った。
第5回公演「未来は僕らの手の中」(作・演出 芝原れいち)では引き続きOFF・OFFシアターにて、素舞台での演出に挑戦し、音響や照明を駆使し、演者6名の身体表現や会話、演技力で作り上げる作品となった。
第6回公演では劇団員である中川大喜が、イン・ノートで初めての作演出を務めた「家族の時間」を上演した。平成を舞台にある家族の中で誕生した新しい命の名前を決めることをゴールに痛快コメディを作り上げた。
そして、9月には東京若手演劇祭2021に参加。第2回公演「賢者会議」を劇団員の横山・芝原がリメイクし、高校生たちの”普通の一時”を抽象舞台によるストーリー展開で表現した。結果、観客賞と審査員賞をダブル受賞し、3月に行われる全国大会への出場権を獲得した。
第7回公演は、2021年10月「海賊の時間」(作・演出 芝原れいち)を上演。第6回公演の「家族の時間」で演出された会議設定を引継ぎ、舞台を変えて船の中で巻き起こる海賊たちの一晩の会議をリズミカルに淡いラストで締めくくる形で描いた。
そして2022年1月には、第1~3回公演の上演劇場であるアートスタジオに戻り、劇団初の既作、野田秀樹「赤鬼」(演出 芝原れいち)に挑戦した。アートスタジオの広い空間を利用し、素舞台、そして囲み舞台で、身体表現を駆使し、イン・ノートオリジナルの「赤鬼」を作り上げた。
現在は、下北沢を拠点に活動を行っている。
3月には第8回公演、及び第7回全国学生演劇祭への出場も決定している。
作品について
『賢者会議』
合唱コンクール2週間前の放課後。
教室から染み出す無数の歌声が、学校全体に溶け出して消えていく。
その声もわずかに届かない北校舎2階の隅っこのトイレ。
男子高生3人組と、女子高生2人
たまたま居合わせたトイレの中で何気ない会話が始まる。
いつでも、どこにでも、ありそうで
あの時、あの場所、にしかなかった普通の一時
作 横山大朗
芝原れいち
演出 芝原れいち
出演 橋本彩
岩瀬未央
小林雅人
代市圭吾
芝原れいち
舞台監督 顧儀禕
演出助手 謝凱宇
照明 矢作直之
謝凱宇
音響 横山大朗
矢作直之
制作 高橋奏
芝原れいち
広報 謝凱宇