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レビュー

演劇ユニットコックピット

2015 福岡学生演劇祭
コックピット

福岡学生演劇祭代表として全国に出場する演劇ユニットコックピットの皆さんに、一週間後に本番の迫る2月19日、インタビューを行いました!

稽古場の雰囲気や作品に込めた思い、また、全国に向けて旅費や舞台装置のための支援金を募っていたクラウドファンディングについても伺いました。

インタビュワーは引き続き玉木青さんです。

(当記事は、2016年2月19日に配信したインタビューの模様をまとめたものです。)

七人の大所帯での配信!

玉木 よろしくお願いします。

全員 よろしくお願いします!

玉木 かなりたくさんの方に出ていただいて。

雪見 今回の演劇祭のキャストが皆揃いました。

玉木 全員来ていただいているということで。お名前だけでいいので、簡単に自己紹介をしていただけるとありがたいのですが。

雪見 今回は脚本と演出を務めます、雪見周平といいます。よろしくお願いします。

村上 今回は役者と、一応コックピットの代表をしています、村上と申します。よろしくお願いします。

上平瀬 役者の上平瀬賢(かみひらせ・すぐる)と申します。よろしくお願いします。

牛島 牛島です。よろしくお願いします。

内藤 役者の内藤です。よろしくお願いします。

大塚 役者の大塚です。よろしくお願いします。

塚本 塚本大貴といいます。役者です。よろしくお願いします。

玉木 ありがとうございます。

クラウドファンディングに成功!お金よりも応援の気持ちに感謝

玉木 演劇祭では6人のお芝居を上演されるんですよね。

雪見 はい。6人で出演します。

玉木 全国(学生演劇祭)に来られる際、クラウドファンディングをされていたんですよね?

全員 おかげさまで…。

玉木 クラウドファンディングに至った経緯などを少しお話いただけたらと思うのですが。

雪 見 昨年、福岡学生演劇祭は第一回の開催で、組織が発足したばかりだったこともあって、全国に送り出すシステムがまだしっかりできていなかったんです。なの で、お金や交通費とか、色々な意味で自力で行くことになって、そうなるとなかなか自分たちの力だけではまかなえないところがあったんですね。そこで、もし よければ福岡で応援してくださる方々(の気持ち)も一緒に全国に行けたら!と思い、クラウドファンディングに踏み切りましたね。

玉木 反響はいかがでしたか?

雪見 クラウドファンディングの目標金額を達成することができて、色々な方々から応援していただいたおかげで、京都に万全の状態で行けることになったので、本当によかったなと思っています。

全員 ありがとうございます。

玉木 その活動を通じて、作品への理解を深めたり、団体への理解を深めたりというきっかけにもなりましたか?

雪 見 やっぱり自分たちの練習だけをしていると、自分たちだけの活動というか、ひとりぼっちのように思いがちなのですが、クラウドファンディングを通して、本当 に何人もの方が「頑張ってね」と支えてくださっていることが分かりましたね。支援金以上に、色々な方々が応援してくださっているという事実を知れたことが 何よりも今の活動の力になりました。

玉木 しっかりと話されますね。

村上 話しすぎじゃない?(笑)

雪見 ちょっと長かったですかね(笑)

みずみずしい感情の溢れる稽古場。ときには涙することも

玉木 クラウドファンディングで応援されている方々がたくさんいると、作品への思い入れも高まるのでしょうし、お芝居への真剣度が伝わってくるなという印象を受けたのですが、稽古場はどんな感じですか?

雪見 僕が全部話しちゃうのもあれなので(笑)どんな稽古場なのかは主演の上平瀬に…。

上平瀬 僕に回さないでよ(笑)笑いあり、涙ありの愉快な稽古場だと僕は思っています。

笑うときは腹がよじれるほど笑っちゃいますし、泣くときは部屋に池ができるくらい泣いちゃいますし。そんな色々な歴史のある稽古場ですかね。

玉木 どういうときに泣くんですかね?

雪見 基礎訓練中、2日に1回くらいは俳優が泣いちゃってますね。

玉木 基礎練習で!?

上平瀬 すごくスパルタで、本当にもう…(笑)

雪見 いやいやそんなに厳しいことはないですよ!全然!(笑)

玉木 そんな物理的な涙が…?

塚本 スパルタですからね…。

雪見 とてもアットホームな稽古場ですよ。

玉木 皆さん怪しいですね(笑)

雪見 でもすごく真剣に頑張ってくれるので、感情が高ぶっちゃって涙が出たりとかは結構ありますね。

(全員、頷く)

雪見 僕もびっくりしますね。役者さんのみずみずしい感情を感じながら、「あ、こういうタイミングでこう涙が出るんだなあ」とか、初めて泣いている姿を見たとか。

観客の目の前で、現実味を持つお芝居をしたい。

玉木 どの団体さんもそうかと思うのですが、やっぱり日本一を決めるというところが(全国学生演劇祭では)強くて。コックピットさんはいかがですか?

雪 見 (日本一に)なれたら嬉しいなとはすごく思いますし、日本一になってみたいなという気持ちもあります。でも何よりも、どんな形であろうと自分たちがやりた いことができるようになるというのを目標にしています。そこで満足できたら賞もおのずとついてくるのかな、とか思いながら。

玉木 作品のモチーフや見どころがあれば、お話しできる範囲で教えていただけますか?

雪 見 登場人物たちが大切に思っている人が一人、あるできごとに巻き込まれて帰って来ないということになって、その人を大切に思っていた人たちが、その人の帰り をずっと待ち続けている。その待ち続けている人たちを描いたお話です。できているかはまだ全然自信がないのですが、きちんと物語が目の前で実際に起こって いるか、現実味を持った雰囲気があるかをすごく大切にしてやっています。

玉木 役者さんの方からはいかがですか?

(役者陣、誰が答えるかで少し揉めるも、「やっぱり代表に!」と村上にマイクが渡る)

村上 見どころ?

雪見 代表、お願いします。

村上 (雪見に)どこまで言っていいんですか?

雪見 村上代表が思うところで構いませんので。

村上 今回のポスターは、私が描きました(笑)

玉木 なるほど、ポスターが見どころということで。

村上 そちらにちょっとした…。

玉木 ポスターも含めて作品ですからね。色々な個性が集まっていていいですね。

注目団体は東京!京都ではめいっぱい観光します

玉木 今回、全国(学生演劇祭)で京都に来られるわけですが、気になっている団体さんはありますか?

村 上 私、昨年の東京の演劇祭(東京学生演劇祭)を見たんですよ。東京はどの団体も全国に行ってもおかしくないクオリティーだよ、というツイートを見て、「え? ほんとに?」なんて思っていたんです。でもどこも本当にすごくて。今回は創造工房(in front of.)さんが来られるということなんですけど、私その芝居を見て泣いちゃったんです。そのときは「僕僕僕僕僕僕僕」(ぼくしち)という演目をされていた んですけど、今回もすごく楽しみです。ほかの団体さんもすごく楽しみですね。

玉木 ありがとうございます。京都についての印象や、お芝居以外にもこういうことができたらいいな、とか思っておられることはありますか?

雪見 田舎者なので、京都に何があるかあんまりよく分かってないんですけど。あ、金閣寺とか、お寺を見てみたいですね!

玉木 有名どころですね。

雪見 あと後ろで、役者の皆さんが「八つ橋」が食べたいと言っています。八つ橋も食べてみたいですね。

玉木 最終日には少し時間がありますから、お寺を見たり八つ橋を食べたりする時間も取れたらいいですね。ありがとうございました。コックピットさんはどのブロックでの上演ですか?

雪見 Aブロックの2番手での上演になります。

玉木 チケットはまだありますので、さらに多くの方に見ていただければと思います。

雪見 ぜひお願いします!

玉木 また京都でお会いしましょう!

全員 ありがとうございました!

 

ここまでで最多の七人でインタビューに応じてくださったコックピットの皆さん。

和やかながらも、福岡から全国に向けた熱い気持ちがこちらにもビシビシ伝わってくるインタビューでした。

演劇ユニットコックピット「あしぶみ」は全国学生演劇祭Aブロックでの上演です。

ご予約はこちらから。

書き起こし 吉岡ちひろ

ライター 中澤初奈

(2016.02.25)