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企画

観劇レビュー 中堂大嘉さん

tokyo

東京都 中堂大嘉さん(黒虹サンゴ)

 

おちゃめインパクトのレビュー

 

まず、単純にとても元気をもらった、というのが第一の感想。

そして何より出演者達が上演自体を楽しみ、表現を楽しんでいて、心地よかった。

冒頭での面会ごっこのやり取り、ダンスシーン、小道具を使用した劇中劇、演劇を使った「あそび」を多く取り入れていて、刺激的な構成になっていた。

ただ、その表現の挿入が全体を通した上で、「果たしてそれは生きているのか?」という事に関しては違和感を感じた。

なぜそこに上記のような表現方法が必要なのか?という事を検討し、構成全体に挿入していくとより作品としてのクオリティを上げる事ができると感じた。

と同時に、今の彼女達に全体の構成を細かく見渡し、整えられた形にする力は必要なのか?という事も思った。

若い柔軟な発想を組み立てる事ができる時期には、どんどん自分の思うがままに自己の表現の幅を広げていき、演劇界に新しい表現の芽を与えてほしいと思う。

そしてその創作過程の中で自分達の舞台の武器は何なのか?フィットする表現方法は何なのか?を追求して削ぎ落していきながら、作品としての力強さを高めて欲しい。

最後に、団体名「おちゃめインパクト」とても可愛らしく、印象に残り、彼女達の作品のカラーや人柄を表すのに適していて、とても好きです。