全国学生演劇祭について
What’s 全国学生演劇祭
全国学生演劇祭とは、2015年より始まった、青少年育成・地方文化の発展、そして全国的な学生演劇ネットワークの構築を目的とする学生演劇の祭典です。各地域(2022年度は、札幌・東北、東京・名古屋・京都・奈良・四国・福岡の8地域開催)の学生演劇祭で推薦を受けた学生劇団が同じ舞台に立ち、いま・ここにしかない『学生演劇祭』を形づくります。ここでは、観客と審査員の評価をもとに日本一の学生劇団を決めるだけでなく、学生同士が互いに刺激し高め合うことを目指します。 2014年度のプレ開催から数えると、全国各地から延べ340団体、2800人以上の演劇を志す若者が関わってきました。大学卒業後も活動を続け作品を発表している出場団体も多くあります。会場も、京都にはじまり、19年度の第5回目以降は名古屋、札幌(オンライン開催)、福岡、東京と開催地を移し、より広範に学生劇団の交流の根を広げています。
システム
各地の学生演劇祭から推薦団体が集い上演を行う。観客、また審査員によって賞を決定する。参加資格、上演基準、賞については以下の通りとする。
参加資格
A 団体
• 日本学生演劇プラットフォームの認可を受けた学生演劇祭からの推薦団体である。
• 学生が中心となっている。
• 日本を活動拠点としている。
B 学生演劇祭
• 日本学生演劇プラットフォームの認可を受けた学生演劇祭である。
• 原則として全国学生演劇祭が開催される同一年度の、4月~11月までに学生演劇祭が行われていること。12月には上演に向けた準備が本格化するため、以降に開催される学生演劇祭から出場する団体の要望が反映されにくいことや、広報媒体において情報が省略される場合があることを了承のうえ、別途日本学生演劇プラットフォームに認可を得ること。
• 各地域の学生演劇祭につき1団体、全国学生演劇祭への参加枠が与えられる。また、全国学生演劇祭開催地に関しては追加で1枠(ご当地枠)、前年度に大賞を取った地域も追加で1枠(前年度大賞枠)が与えられることとする。複数枠を使用するかは年度ごとに各地域で選択できる。
上演基準
• 脚本は、推薦されたときのものを推奨する。
• 既成脚本を使用する場合及び既成脚本を脚色、潤色、翻案、構成した上で上演する場合は、必ず著作権者の上演許可を得ていることを上演の条件とする。
• 上演時間は45分以内、場面転換時間(前後の団体の場面転換と併せて)は10分程度とする。
規定時間を超過した場合、ペナルティとして、観客投票の平均点から減点します。(各ステージ1分超過ごとに、平均点から0,1ポイント減点。上演時間45分59秒は減点なし)
【贈賞】
《大賞》
観客賞と審査員賞の結果により決定します。
審査員賞に選出された団体のうち観客採点の平均点が最も高い団体へ大賞を授けます。ただし、該当団体が観客採点上位3団体に含まれな い場合、大賞受賞団体なしとなります。
副賞=大賞受賞団体を推薦した学生演劇祭については、次年度全国学生演劇祭の出場枠を一つ追加します。
《観客賞(1団体)》
観客採点によって選出。平均点の最も高かった団体へ観客賞を授けます。
《審査員賞(1~3団体)》
審査員の話し合いにより「審査員として推したい」団体を選出し決定します。
クレジット(第8回)
主催:全国学生演劇祭実行委員会、日本学生演劇プラットフォーム
助成:芸術文化振興基金、公益財団法人 全国税理士共栄会文化財団
《全国学生演劇祭実行委員会》
相馬里咲、飯森亮太、上田隼也
《日本学生演劇プラットフォーム》
沢大洋(京都)、平松隆之(名古屋)、森久憲生(東京)、加納絵里香(札幌)
【スタッフ】
舞台監督:都倉宏一郎
舞台監督補:新直人(salty rock/零’s RECORD)
照明統括:加島茜
音響統括:香田香(零’s RECORD)
制作:しむじゃっく
宣伝美術:酒井まりあ
映像撮影:平井寛人
運営:杉山純じ(しむじゃっく)