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企画

観劇レビュー 田坂哲郎さん

fukuoka

福岡 田坂哲郎さん(非・売れ線系ビーナス)

あたらよのレビュー

全員かわいい~~~!!! 

そして、全員うるせ~~~!!!

 

最近の若いやつ、なんて言葉死んでも使いたくないと思ってたけど、もう俺は彼ら彼女らとは別のとこにいるんだ。完全におじさんになっちまった。そんなことを痛感させられた。だってもう、こういうことで悩まないもん俺。いや、こういう問題は起きる。起きてるんだろうが、たぶんもっと難なくこなす、あるいはスルーする。解決策ではなく、いなし方を知っているから。もっと掘り下げずに終わらす技術を手に入れてしまったから。いや、いまだにへたっぴな同世代いるけどさ。そういう人たちに対して、あーあー、って思っちゃうのよ。エリアの外にいるんだよ俺は。明かり当たってないわけ。

 

あーあー。

 

冷静に分析なんかできない。心揺さぶられちまった。くそっ、京都人め! 知らんけど。

LINEでのやりとりと対面でのやりとりに差がなくて、そこが最初違和感だったのだけど、もしかしたら最近の若いやつ(また使っちまった!)にとってはほとんど差がないのかもしれない。文字情報だけでなく、スタンプとか絵文字とか、既読つけるタイミングとか、そういうのひっくるめたやりとりだから。とかまた断絶を感じて落ち込む。

 

断絶とか書いたけど、全然共感できないわけじゃなくて、ジェンガ倒れるタイミングとか最高~~~!!!!! と思った。というか、恋愛をいつか崩れる前提のゲームとして捉えてるところがかわいい~~~! そしてしんど~~~!! セックスフレンドって関係(いかにも既製品のように名付けちゃうところに不幸があると思う)を、ババ抜きで表現するのも、めちゃくちゃ上手。そっか、ババの押し付け合いなのかあ。

 

「僕たちに会話はまだ早い」ってセリフがグッとくる。それは、人類、っていう巨大主語に置き換えても成立する気がして。でも一方で、いやいや君ら、会話出来てると思うよ、その辺のおじさん(俺も含めて)よりも全然、とも思う。

 

 ドミノの意味が捉えきれなくて、いまだに考えてる。ぐるっと囲んで自分を守ってるようにも見えたし、関係性の隠喩だとしてなんだろう……。単純に、芝居しながらドミノ並べるのめっちゃ緊張感ありそう。生で見たらもっとピンとくるのかも。