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企画

観劇レビュー 鎌田暁さん

akita

秋田県 鎌田暁さん(THEボトルキープス)

ごじゃりまる。のレビュー

 

東京代表「ごじゃりまる。」さんを観劇させて頂きました。

荒唐無稽でパワフルなシチュエーション・演技演出テイストとは裏腹に、ブラック企業をモチーフとした社会風刺の効いたメッセージ性が強烈だし、「これぞ学生演劇」と感じました。
(詳しい内容の書評は私より優れたレビューがたくさんあるにつき、割愛します)

…私は地元の秋田県で社会人しながら、アマチュアとして現在、演劇活動をしている演劇人です。

首都圏に近い客層人数の環境で学生演劇を経験し、中央でプロを志向することもなく、現在、アマチュアのライフワークとして地元での演劇活動を大切にしている身分として思ったことを一つだけ。

「学生時代の若さ・パワー・勢い」っていうのは何よりも強力な武器ですね。 改めて、そう思わされた芝居でした。

中央には、関係者観客含めて、創作の自由度の高い環境がある。

反面、地方演劇は歴史的な地縁・人間関係の濃さ或いは人口の少なさに起縁する客層・人数の不自由さなどのデメリットが何処でも少なからず付きまとうと思います。

学生の皆さんが今後、中央でプロを目指すのか?或いはアマチュアとして、自分のいる土地でライフワークとして芝居を続けていくのか?
生き方や今後の芝居へのスタンスは今後、様々です。

ただ、東京という客層・集客人数が豊かな土地で、思いっきりパワフルに表現活動をした経験を誇りに思って欲しい。

若さと自由は最大の武器であり、経験です。

このコロナ禍の中で、パワフルな演劇活動をしている学生さんを観れたのが、同じ学生演劇出身者として、かなりの救いになりました。

これからも元気に活発に前向きに。

その無邪気さこそ、学生演劇の最大の魅力だと思います。

そんな事を感じさせてくれた芝居でした。ありがとう。